私のふるさと自慢

~神奈川県横浜市~

[第11回] 田中 恵理 東京オペラシティビル(株)

産湯につかったのは「神奈川県横浜市鶴見区」。近所には芥川賞作家 八木義徳先生がお住まいとなかなかアカデミックな環境に恵まれていましたが、京浜工業地帯の一角を成す鶴見には社宅が多く、私の場合もその類。

横浜市の北東にあたり、JR鶴見駅は東京駅から30分、横浜駅にも10分と便利すぎる故か、いわゆるドラマに出てくる「横浜」とは違う、いろんな意味で人間味溢れる街です。

JR鶴見駅からはその名も「鶴見線」が出ています。企業名に由来する駅名、工場に入るためだけの駅もあります。鉄道好きにはたまらない路線です。最近は工場萌えのスポットにもなっているようです。

名所としては石原裕次郎さんが眠る「曹洞宗大本山総持寺」、節分の時は石原プロの俳優さんが豆まきに来るので、かなりの人出です。また、日本さくら百選の「三ツ池公園」は広々としていてお花見には最高です。かつては「花月園競輪場」もあり特殊な賑わいがありましたが、現在は住宅や公園にするために再開発中。
また、さまざまなジャンルの有名な方も多く住んでいて、父はよく映画評論家の淀川長治さんを駅で見かけたと言い、私は俳優の緒形拳さんと同じ電車に乗ったことが自慢です。

「食」では、中華街とは一味違う中国家庭料理、若干化学調味料多めの餃子とラーメン、店頭で焼く今川焼、揚げたての手作りコロッケ、屋台のおでん、商店街の焼鳥と、なかなかのジャンクです。

おすすめは生麦にある「キリンビール工場」。夏になると「美味しい生ビールを飲もう!」と工場へ向かい、見学でできたてビールを1杯無料の後に、併設しているレストランで季節ごとのビールを好きなだけいただく(有料)満腹コースを恒例にしていました。(現在は完全予約制です)

わざわざ行く場所ではないかもしれませんが、仕事などで近くにお越しの際は、ぶらっと寄っても面白いところです。「ふるさと」と言うには、少々ガチャガチャしていますが、ほどよく活気があり、私にとっては、ちょうどいい良い所です。

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