JWTC&JATA 第9回勉強会

2017年11月21日(火) 参加者52名(JATA4名、JWTC14名、ビジター34名)

「夢は昼見よ!思い続けて道を開く!」

株式会社グローバルユースビューロー 代表取締役会長 古木康太郎氏 講演

7年目を迎えたJWTC&JATA合同勉強会は株式会社グローバルユースビューロー代表取締役会長古木康太郎氏を講師にお迎えして、「夢は昼見よ!思い続けて道を開く!」と題し、ご講演いただきました。
旅行商品が企画が大切であり、生き残る会社となるための方策や企業イメージを作る大切さを通じ、旅行業の素晴らしさ、旅行業の未来についてご自身の経験を踏まえた熱い語りに参加者すべてきが真剣に聞き入りました。

旅行業事情=文化事業という理念のもと、観光産業並びに心豊かな社会の発展に寄与するなど、数多くの功績を残す古木会長

 会社のイメージを創り上げる

旅行商品は形のない商品であるが故に、イメージが大切。大手企業は信用で選ばれるが、中小は独自の企業イメージで構築することが最も大切。グローバルユースビューローは昔、若者をターゲットにしていたが、25年前からシニアをターゲットに切り替え、音楽会などの企業協賛でイメージを払拭してきた。青春とは年齢ではなく、年を取ってからも夢を見ることが可能で、そういった夢の実現に動けることが「青春」との企業イメージ・ブランド構築をしています。品質とは、一流ホテルを使うから「高品質」ではなく、お客様を感動させてられることが高品質であるということです。

 発想が大切

発想の大切さにも触れ、25歳の時にKLMオランダ航空からDC-8をチャーターして旅行を企画した事、2003年の SARS(重症急性呼吸器症候群)の時には「菌のない場所は南極!」と逆転の発想で南極を商品化し、成功を 収めた事、2016年11月14日はスーパームーンの時に標高2800メートルのロッジを借りお客様に感動体験を提供したことなど沢山の経験から学んだことを披露された。

 仕事に自分の夢を投影、社内で共有する

経営者は経営の哲学「夢」を持ち、社員に語る必要があります。夜に見る夢はすぐに忘れてしまう幻ですが、昼に見る夢は持続性があり、実現可能です。社員と共に夢を見て、共有していくことが大切です。不可能を可能にすることは、考え方によっては実現できると、経営者が社員とともに旅行業の素晴らしさと未来を語り合うことが重要であることを強調された。

勉強会・親睦会のレポート一覧に戻る